旅の手錠2016 ~靖国の巻~

11/3(木・祝)は夜に高円寺・Reefにて「独唱パンク」出演なのですが、前乗りしていた分、昼の時間が空く。

ふとヨメが「アソコって行ったコトある?」と尋ねてきたので「なかったねえ・・・行ってみっか!」と決まった東京観光は、何故か多くの英霊が眠る靖国神社。

まずは本殿にお参りし、ちょっと気になっていた施設・遊就館へ。

ココねぇ・・・一度行ってみるといいですョ。

まずロビーで出迎えてくれるのはゼロ戦。多くの若い命がコレに乗り込み、激戦へ飛び立って行ったのだなあ・・・どうしても「特攻」のイメージが強いんですが、ただ開発当時は「世界屈指の小型戦闘機」と謳われたモノです。

他にも砲台や機関車がきれいに展示されていて、無料開放されているロビーだけでも満足できますが、ここまで来て展示室を見ないなんてのは出来ません。券売機でチケットを買い、入場ゲートはバーコードをかざすだけ・・・まあハイテクなコト。日本は進化しました。

展示は時代別になっており、神代から戦国、やがて幕末、明治~大正と、ここまでは日本史の教科書に載っているような有名な方々が出て参ります。

そのうち第一次世界大戦となり、日清、日露と近代戦の様相を呈しますが、この辺りまで日本は欧米列強を相手にイケイケドンドンでございます。

そしてやはり・・・後半、多くを占めているのは太平洋戦争でした。最初はイケイケドンドンの勢いそのままだったものの、次第に戦況は悪化、各地で「玉砕」や「特攻」と言った言葉が叫ばれ始めて行き・・・

「行ってみるといいですョ」とは言いましたが、ライブ当日の本番前に行く場所ではないのでそこは要注意です。非常に重~い気持ちになります。

最後に待ち受けていたのが人間魚雷・回天の実物。アタクシはコレが見たかったんです。

趣味が悪いって言われちゃソレまでですが・・・ゼロ戦などはあくまでも相手と戦闘するコトを目的として開発、最終的に「特攻」という自爆作戦を象徴するモノとして扱われてはいます。

回天は違います。ハナっから体当たりを目的に作られた「特攻のための兵器」なのです。

潔く佇む、素っ気ない出で立ち・・・

勿論戦争を美化したり賛美するツモリは毛頭ございません。イヤですョ、そりゃ~・・・でも、本当にドン底まで追い込まれた人々が絞りに絞り出した苦肉の造形として、言葉にはできない美をそこに感じたのです。

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もうねえ・・・他の展示も思い出すだけでドヨ~ンとしますョ。でも、本当に行ってみて良かったんです。ライブ前じゃなきゃ、尚更。

こうなりゃ右とか左とか関係なしに行くべきです。出てくる時にはスイッチヒッターになれます。

歴史上の出来事って、どこか「おとぎ話」と言いますか、日常とは少しかけ離れた感覚がありませんか?でも、ソコには間違いなく「人間」がいて、「犠牲になった生命」が沢山あったのだとアタクシなどは実感できました。

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境内へ向かう前、鳥居の脇にお土産屋と食堂を兼ねた出店があったので「昼はここで軽く食べようか」なんて話してたんですが、出た時には何やら特攻服やら迷彩柄のお兄さんたちが陣取って、談笑しながら飯食ってるんです。

ああ・・・この日は文化の日、昔で言う「明治節」。目の前の道路はカラフルな観光バスと、鳥肌実的フレーズをあしらった漆黒のマイクロバスでごった返しておりました。

そんな状態で飯なんざ喰えるほどの度胸は座っていない我が夫婦・・・そそくさと阿佐ヶ谷へ戻り、駅前の「富士そば」で済ませました。

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靖国神社だけで夜まで辿り着けてない・・・なんだこのブログ!?では、次回。
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[ 2016/11/10 22:47 ] 研究の言及 | TB(0) | CM(0)

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