高校野球言いたい放題!

台風でいきなり2日順延するという形で幕を開けた今年の夏の甲子園は昨日、大阪桐蔭が2年振りに全国制覇して閉幕。

初優勝を狙う三重、選手たちのプレーにも勢いを感じたが、何が凄かったってあの応援!

テレビを通じても伝わってくる大音量、スタンドではタオルをグルグル回すパフォーマンス・・・優勝インタビューで大阪桐蔭・西谷監督が「近畿地方でやっているのに完全にアウェーの状態」と形容したのも頷けた。

さて・・・今大会もいろいろと”外野”が騒がしいコトになっていたようなので、少し触れておきましょうか・・・

まずは東海大四(南北海道)西嶋クンの『超スローボールは是か?非か?』論争。

火を付けたのは自称・フリーアナウンサー(笑)。ツイッターで「世の中をなめた少年になって行きそうな気がする」と言い放ち炎上、そこにダルビッシュが西嶋クンを擁護する意見を投じたため話題に。

ネットで調べてみると「別にいいじゃん」という肯定派が多数の様である。アタクシもそのひとり。

初めにボール球を放ってから組み立てていく投球術は、その後にしっかりストライクへ投げ込めるコントロールがあって成り立つ投球術。西嶋クンは2球続けてスローボールを投げてカウントを悪くしても、そこから直球やスライダーで打ち取る場面がたびたびあった。

その外す時の球種がスローボールなのかスピードボールなのか?の違いだけ。「相手打者の視点をずらす」と同時に「場内の雰囲気を変える作用」も期待できるのならば、なかなか効果的な投球術である。

昨年の北北海道大会決勝戦、帯広大谷対旭川南の一戦。旭南がリード、さらに追加点を狙えそうな場面でマウンドに上がった帯大谷の2番手投手が初球に、球速表示が出ないほどのスローボールを投げた。その瞬間、球場全体が「オーッ!」とざわついた。実際にスタルヒン球場で観ていたのだが、地元・旭川南の押せ押せムードをたった1球でガラリと一変させた。結局追加点は与えず、その後帯大谷は逆転し甲子園出場を決めた。(参考:2013年7月の当ブログ)

自分の肌で感じると、試合の流れや現場の空気ってのがいかに重要かがよく解る。自称・フリーアナ(笑)ボケじじいは野球を「アナウンス業の仕事のひとつ」としてしか見ていない。だから正当な評価すらできない。世の中をなめてたのは、実はアナタの方だったんですネ。ハハハ。

ちなみに全盛期の江夏サン、敢えて3ボールにしてから打ち取るようなコトをしていたらしい。アナタなら云えますか?江夏サンに面と向かって「世の中をなめてる」だなんて・・・想像しただけで血の気が引くでしょう。

続きまして・・・「Be Together~♪」の校歌でお馴染み?の健大高崎(群馬)。1試合11盗塁という「驚異の機動力野球」で利府(宮城)を10-0で初戦突破したのだが、ここで湧き上がったのが『点差あるのに盗塁していいのか?』論争。

プロの世界では点差が開いている状態(概ね4点差以上らしい)でリードしているチームが盗塁を仕掛けてはダメ!という「暗黙のルール」があるという。特にメジャーリーグでは厳しく、もしその「暗黙」を破った場合は打者の体を目掛けて投球するという「報復行為」があるのだとか・・・

う~んとねェ・・・これを云うと身も蓋もないが・・・プロはプロ。アマはアマ。

負ければ終わりの高校野球。1点でも多く稼ぎたい・・・チャンスを広げたい・・・勝利の為に鍛え込んできた技術を存分にフィールドで表現したい!となるのは当たり前。

打撃が持ち味のチームもあれば、投手力、守備力を鍛え上げた所もある。そんな中、たまたま今年の健大高崎は「機動力」に重点を置いていたのであろう。走者が出なければ意味はないし、得点へつながないといけないのだから、同時に打撃力や選球眼も磨かれ、前年王者・前橋育英や古豪・桐生第一を群馬大会で打ち破る「強いチーム」が出来上がった。

日本の高校野球では「手を抜くのは相手に失礼」という「暗黙」もある。これが大きく取り沙汰されたのが1998年の青森県大会。東奥義塾が深浦を下した試合である。

東奥義塾は初回だけで39点、その後も1二ケタ得点を積み重ね、終わってみれば122-0(7回コールド)・・・見事なやられっぷりの芝浦ナイン、5回終了の時点で「試合放棄」の選択肢もあった中「応援してくれる声が聞こえた」と「続行」を選んだ。続けるからには「相手に失礼にならないように」と東奥義塾も手を抜かず、この記録的な試合が出来上がった。

さあ、この試合の東奥義塾の成績を見てみましょう。7回までで安打86(うち本塁打7)、盗塁78・・・メジャーリーグだったら東奥義塾は皆殺しである。

少し大袈裟な例ではあるが、日々練習の中で培ってきた実力が出せず何も出来ないまま終わってしまう・・・というチームは多い。甲子園という大きな舞台を所狭しと走り回る健大高崎はチームスローガン「機動破壊」を存分に発揮していたのだから、全く何の非難が出来ようか。

つい野球アニメ「がんばれタブチくん」の一場面を思い出した。確か劇場版だったかな?

実況「高校野球は負けてしまうと終わってしまいます。」

解説「それに比べ、プロは負けても負けても負けても負けても負けても負けても負けても・・・ま~だ試合が出来ますからねぇ・・・」

負けても続くプロ野球、負けたら終わりの高校野球・・・単純に比べるのがいかに莫迦らしいのかがよくわかります。

そう云えば昨シーズンから「負けたら終わりのトーナメントのつもりで戦う」と連呼していた某プロ球団の監督サンがいらっしゃいますが・・・どこまで負ければ「オレの責任」とやらを取ってくれるのでしょうか?


そして、いつも野球の話題になると長文になるのは何故でしょうか?失礼しました・・・

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[ 2014/08/26 14:12 ] 童心スポーツ | TB(0) | CM(0)

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