おほっ!オホーツク!

北見へ物件の下見に来た3月初旬、帰りに「丸瀬布から比布まで高速無料だからそれで帰るべ!」と下調べもせず国道39号線を旭川方面へクルマを走らせしまい、猛吹雪後の猛烈悪路&まだ吹雪模様の石北峠及び層雲峡経由という、「道内ドライバーでもなるべく避けたい難関ベスト3」の一つを泣きゲロ吐きながら生きて通り抜けて帰って来た。

(ちなみに「難関ベスト3」、他には真冬の日勝峠と、真冬以外の日勝峠・・・冬は冬で命がけだけど、あすこは夏場でも濃霧が酷い・・・っつ~より、ほとんど雲の中・・・)

本日は来たるドライブシーズンを前にして「丸瀬布ICの乗り口確認」を兼ねて、先週納車したてのカルディナGT-Tを繰り出し出発進行!(ハイオク満タン6600円は痛いけど・・・)

北見~留辺蘂~遠軽~丸瀬布~白滝(折り返し)~丸瀬布~紋別~常呂~北見、の順番。誤って石北峠へ行ったのは留辺蘂から生田原・遠軽方面へ曲がり損ねたから。ICの入り口は確認できたし、近くの丸瀬布の道の駅の蕎麦が美味しいことも確認。折角ならちょいと遠回りしてサロマ湖も眺めながら・・・と、行程にして丸6時間、オホーツクを満喫するドライブとなりました。

後半はファイターズの負け試合をラジオで聴きながら、それでもサロマ湖畔の雄大な景色や広がる原生林を堪能しながら帰って来れた。サロマ湖の道の駅でホタテ乾物&ホタテ燻製&鮭トバを購入・・・ツマミにはいつもソツがない夫婦である。


しかし何故・・・今、後半から振り返ろうとしたのか・・・それはですね・・・


ドライブの前半が・・・そりゃもう・・・気持ち悪かったんだあ。

まず、留辺蘂から国道242号を遠軽へ向かい曲がった道。ここは十勝沖地震で崩れた後から人柱の骨が出たコトで有名な「常紋トンネル」があるのは知っていた。でもトンネルがあるJR石北線は国道と離れてるし・・・とタカをくくっていたら、線路が離れつつある林の中に「廃墟」が見えた。そしたら、そこはまるで「集落まるごと廃墟の塊」・・・で、ちょっと行けば「常紋トンネル殉職者慰霊碑」の看板・・・

どひゃ~あ!何じゃここはッ!

そしてその後、丸瀬布から紋別へ向かう山道へ迷い込む。「わ~い!3S-GTエンジン楽しいぜ~!」とクネクネした山道をしばらく楽しんでいたら、ちょっと森林地帯より開けた場所に出た。小さな川沿いに「〇〇町跡」と書かれた不可思議な看板があり、建物の基礎らしい部分だけが残されている。何だべかあ・・・と走っていると、次々に古い町名の書かれた看板が次々と現れ、壁だけが取り残された建物や、明らかに団地だったような廃墟が6棟ぐらいドカンと現れ出し、「何じゃここは~!」とトワイライトゾーンへ誘われていくような感覚に・・・

「ワシらは何て地域にやって来たんだ~!?」と叫ぶ我が夫婦・・・

たらりらたらりら~♪(※注 「トワイライトゾーン」のテーマ曲)


・・・


帰宅後、気になった廃墟群の正体をパソコンで検索。すると、いろいろオホーツク地方の「歴史の光と闇」が見えてきた。


・・・


紋別にあった「〇〇町跡」の看板は、かつて国内有数の発掘量を誇った「鴻之舞鉱山」で栄えた町の名残だった。全盛期は14000人あまりが住んでいたが、金の暴落と資源枯渇でその後衰退。現在はその繁栄した町の息吹を残そうとする保存会の方々がいて、古い町名の記した看板を立てているんだとか。


・・・


前後して、常紋トンネル付近で見かけた廃墟群は現在でもJRの「金華駅」という無人駅がある集落で、どうやらまだごくわずかに数世帯は暮らしているようだ。「秘境駅マニア」には有名らしく、サイトには駅内と周辺の画像がわんさか出ている。遠軽へ抜ける為の信号機があったり、山を越えず網走へ折り返す路線があったりと、石北線の運航にはなかなか重要な役割を担っているみたい。


・・・


気持ち悪い、と言っては失礼なぐらい、ちゃんとした歴史に裏付けがあった。全く知らないでわあわあ騒いでいたのが恥ずかしいよ・・・

侮れないぜ!オホーツク!


しかし、驚くのも当然だと思いませんか?何も知らずに数時間クルマを走らせただけで、本当に次から次と廃墟群に出くわすんですぞ?

「廃墟」にいとまがないってのはこういうコトなんですネ・・・はい、失礼。

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[ 2013/04/21 23:29 ] 社会の小窓 | TB(0) | CM(0)

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